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2008年10月31日

実りの秋

新潟はまさに実りの秋を迎えています。農家の庭先には八珍柿(おけさ柿)の実がたわわに実り、早く捥いでくれと待っていますが、ぶら下がったままで誰も採ろうとしていないようです。これは例年のことで、熟して重さで耐えられなくなり、木から落ちて土に戻ってしまうようです。果物が豊富で出回って今は、誰も食べないのか勿体無いと思います。
私たちは、規格外の柿の皮を剥き、縦に半割にして半月状にカットしたものを、そのまま乾燥し柿チップに仕上げ、商品化しています。
規格外の様々な農産物を乾燥することにより、長期保存が可能になります。そして、乾燥と言う手を加えることで、無駄にすることなく、商品化することが出来ます。
弊社で加工した製品では、柿をはじめ、りんご、梨、ぶどう、柿、大根、人参、食用菊、等々沢山あります。

投稿者 ceramica : 10:06 | コメント (0)

2008年10月15日

マグロの尾や鮭のカマ、尾が活かされる

従来、加工場では、マグロの尾や鮭のカマ、尾は、少量の場合は廃棄が常識でした。大量の場合は飼料として加工されていました。近年、これらの乾燥依頼が参ります。
原料は、3~4cmにカットされて入荷します。そのまま乾燥機に20時間くらい掛けて乾燥し、カリカリに仕上げますが、添加物なしですので、安心安全の食品です。
乾燥品はペットフーズとして販売されているようですが、魚そのものですからペット喜んで食べてくれるのは頷けます。
ここ最近、委託を受ける加工量が徐々に増えています。ネット上で販売されていますので、ペットをお育ての方は一度お試しを。

投稿者 ceramica : 18:35 | コメント (0)

2008年10月11日

新食感の味噌煎餅に出会う

昨日の来客で味噌煎餅を乾燥についてのご相談でした。
初めて食する食感で、信州ならではの発想でまた食べたくなる味でした。長野県内のお土産屋さんで販売されているそうです。

お話の中で、特許のお話がありましたので私なりの考え方をご紹介しました。
特許は沢山出されていますが、本当に生きている特許はどのくらいあるのだろうかと、時々考えます。
青色は発光ダイオードを開発された中村さんの裁判がありましたが、当初数百億の判決がありましたが、この間様々な物議を醸し出されましたが、上級審では減額されました。
青色発光ダイオードを開発されましたが、これは中村氏個人だけの発想なのだろうか、赤や白、黄色などの開発があったから、このアイデアが生まれたのであると考えます。そもそも発光ダイオードを考えた人がその前にいた筈です。
特許申請費用は誰が払ったのでしょうか。この会社がなくても開発が出来たのでしょうか。
中村氏は、開発者のやる気云々は言葉だけであって、自分自身のプライドかなと考えています。

ノーベル賞の受賞者はからはこのようなお話はあまり聞かないのはなぜでしょうか。
弊社でも様々な特許や実用新案を出しましたが、費用の高さの驚きます。
私も様々な開発やアイデアで商品を開発していますが、私一人の力でないことは間違いありません。

先日、倉本聡先生が脚本でも究極は自分自身でない「グレートサムスイング」が降りてきて、すばらしいアイデアが沸いてくる。という趣旨の話をしておられました。謙虚な姿勢に感動しました。
私のそうありたいと考えています。

投稿者 ceramica : 11:23 | コメント (0)

2008年10月07日

雪下にんじん

新潟県の長野県境の津南町では、「雪下にんじん」と言うブランドの人参があります。昨日は産地に出向いてきまししたが、残念ながら現物を見ることができませんでした。その理由は雪の下に貯蔵するために、冬の1月以降でなければ「雪下にんじん」はペーストしかないということでした。
秋口に取れた人参を雪の下に蓄えておくと、人参特有のエグミが消えて、甘みが強くなるのだそうです。
㈱津南高原農産では、雪下にんじんを原料にして、ネクタータイプやりんごなどをブレンドしたものなど、美味しい「雪下にんじんジュース」を造っておられました。試飲させて頂きとても美味しいのに感激しました。

投稿者 ceramica : 13:26 | コメント (0)

2008年10月04日

国会報道と政治家のTV発言について

自民党総裁選以来、いや前回の参議院選挙以来の政治家の発言が耳障りで仕様がないと思う今日この頃です。総理大臣はもっぱら野党を名指しで批判し、品格を疑う閣僚や政府官僚の体たらくの連続である。
故事に「塊より始めよ」と言う言葉がありますが、今の政治家の論争は、相手の欠点のみ突いて自分を返り見ないデペート戦にうんざりします。
昔、「人の道」を説く有名な先生が「政治が変わらないと日本は良くならない」と思い、時の総理「鳩山一郎首相」に話を持ちかけたところ、先生が知らない、汚い駆け引きや裏のある世界だから、先生が入る世界ではありません。先生の代理の方を出されたら如何ですかと言われ、お弟子さんが数多く出られて当選されていました。
また、総理大臣たる者が「自分でなりたくて、総理になったわけではない」と言って、総理を辞職する。このような人を選んだ代議士にも責任を取ってもらいたいと考えます。ましてや、郵政選挙でフロックで当選して、次の参議院議員選挙では大敗したにもかかわらず、国民に信を問うことをしない。
まさに、権力の座に固執する政治家こそレッドカードだと考えますが、間違えでしょうか?
そして、政治家は職業化し、小泉元首相が3代目で息子に4代目を譲るなどは、言っていることを聞いて、「小泉お前もか」と思いました。
自分の信念を貫き、郵政民営化を行った人が、それが、成功なのか失敗なのかの見極めもせず、やりっ放し後は吾関せずでは、エゴで政治を行ったにしか見えないのは私だけでしょうか?
また、毎日タレントのごとくTVのバラエティ番組の出てくる政治家を、もう見飽きました。

日本建国以来、連綿と続く天皇を頂く日本は、世界唯一国です。しかし、戦後は敗戦憲法を死守しているが、他国に頼り自立していない国に見えてなりません。

投稿者 ceramica : 09:59 | コメント (0)